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【2023年版】電気代が高い原因が分かる!及び節電方法も解説

電気代に悩む主婦
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 身近で、生活に欠かせない電気ですが、そもそも電気代が決まる仕組みって何?と思った事はありませんか?どうせ高い電気代を払うなら、納得して払いたい!
でも、なんとかして、電気代を安くしたい!と思い、官庁の資料等を調べ、筆者の独自の視点も盛込み、なるべく簡素に纏めました。この記事を読めば以下の事が分かります。

  • 日本の発電方法の割合
  • 火力発電燃料の種類と割合、輸入先
  • 電気代の内訳と仕組み、計算方法
  • 電気代が高い原因は、『燃料費調整単価?』
  • 政府の電気価格激変緩和政策について
  • 節電のポイントは、エアコン、冷蔵庫にあり
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発電方法の割合と種類

日本における発電方法の割合と種類です。発電割合が1番大きいのは、火力発電です。2番目は、水力発電。3位は、原子力発電です。
出典:資源エネルギー庁ウェイブサイト
【2021年度 電力調査表2-(1)】発電実績のデータをもとに筆者作成


 そもそも電気を作るための発電方法は様々ありますが、上図から2021年度における日本の発電方法は、『火力発電』がメインであることが分かります。

意外かもしれませんが、原子力発電の割合は、『7.8%』となっています。資源エレルギー庁の発電設備容量・電源発電電力量実績によると、2000年の34%をピークに減少しています。これは福島第一原発事故以降に策定された新規制基準(原子力施設の設置、運用等の可否判断の変更)、カーボンニュートラル等の時代の流れ、政府方針等による影響が大きいと考えられます。

日本の発電方法は、火力発電の割合が『78.8%』を占めている

発電方法の割合と種類及び、輸入先

火力発電の燃料内訳。内訳に占める燃料1位は、LNG、2位は石炭となり、合計割合は、88.3%を占めます。
出典: 資源エネルギー庁ウェイブサイト
【2021年度 電力調査表2-(1)】発電実績のデータをもとに筆者作成

 前述の通り、日本の電気需要を賄うメインの発電方法は、『火力発電』です。
発電するためには、燃料が必要です。
ここでは、火力発電で使う全体の88.3%を占める燃料(LNG、石炭)の概要と輸入先を見ていきます。

LNG(液化天然ガス)の輸入先

 LNGは、天然ガスを約マイナス162℃まで冷却して液体にしたもの。
大気汚染の負荷が低くクリーンなエネルギーです。都市ガスとしてなじみ深いです。


 主な輸入国は下図の通り、豪州とマレーシアで約5割を占めています。

日本のLNGの輸入国のグラフです。 輸入国1位は、豪州、2位は、マレーシアです。2か国で、50.9%を占めています。
出典:経済産業省「エネルギー白書2020」(図【第213-1-10】)を加工して掲載

石炭の輸入先

石炭は、原料炭と一般炭に分かれ、それぞれ下記の用途で使われます。

  • 原料炭は一般的に粘結性のある石炭で、主に製鉄を作る際のコークスの原料
  • 一般炭は主に発電用の原料

 主な輸入国は下図の通り、豪州だけで約5割を占めています

 火力発電の化石燃料のほぼ全てを、輸入に頼っているのが現状です。
豪州は、日本にとって重要な貿易相手国であることが分かります。

石炭の輸入国のグラフです。2020年度は、一般炭で68.3%、原料炭は、49.9%を豪州から輸入しているのが分かります。
出典:経済産業省「エネルギー白書2020」(図【第213-1-21】)を加工して掲載

火力発電の燃料についてのまとめ!

  • 火力発電をするための燃料の割合は、LNGと石炭で88.3%を占める
  • 燃料はほぼ外国からの輸入で、主な輸入先は豪州となる

電気代の内訳と概要、計算方法

電気代の内訳と概要

資源エネルギー庁から月々の電気料金の内訳を参考にしています。電気料金の内訳は、基本料金+(電力量単価×1ヵ月の使用電力量)+(燃料費調整単価×1ヵ月の使用電力量)+(再生可能エネルギー発電促進賦課金単価)となります。
出典:資源エネルギー庁ウェイブサイト
(月々の電気料金の内訳)

上図から、月々の電気代の内訳と概要を下記表に纏めました。

メニュー概要
基本料金電力会社が定めている契約容量毎の金額
電力量料金単価燃料費調整制度により、主に火力発電の燃料であるLNG、石炭、原油と、為替の過去3か月間の平均価格の調達コスト及び、各電力会社の算出方法にて決まる。そのため、電力会社毎に単価が異なる。
(例:2021/12~2022/2の平均価格の調達コストは、2022/5に反映される)
燃料費調整単価燃料費調整制度により、主に火力発電の燃料であるLNG、石炭、原油と、為替の過去3か月間の平均価格の調達コスト及び、各電力会社の算出方法にて決まる。そのため、電力会社毎に単価が異なる。
(例:2021/12~2022/2の平均価格の調達コストは、2022/5に反映される)
再生可能エネルギー
発電促進賦課金単価
再生可能エネルギー(新エネルギー:太陽光発電ほか)電気の固定買取り価格に応じて、毎年経済産業省にて決定される
※単価掲示は、経済産業省のニュースリリースにて確認できる
電気代の内訳と概要

電気代の計算方法

タキ
タキ

例として、筆者の2022年12月の電気代から計算します。
従量電灯契約です。

筆者の2022年12月の電気料金の明細です。 内訳は、基本料金+電力量料金+燃料費調整額+再エネ発電賦課金となります。
2022年12月の電気料金

料金 =⑤8,871円(①1,144円+②5,642円64銭+③1,246円59銭+④838円)

  1. 1,144円(基本料金)
  2. 5,642円64銭(電力量料金:電力料金単価×★電力使用量)
  3. 1,246円59銭(燃料費調整額:③-1燃料費調整単価×★電力使用量)
  4. 838円(再エネ発電賦課金:④-1再エネ発電賦課金単価×★電力使用量)
  5. 8,871.23円(消費税含む)

電気代の内訳と概要、計算方法のまとめ

  • 電気代の内訳は、基本料金、電力量料金単価、再エネ進賦課金で構成されている
  • 燃料費調整単価は、火力発電の燃料調達コストと各電力会社の算出方法で決まる
  • 計算方法は、基本料金+(電力料金単価×電力使用量)+(燃料費調整単価×電力使用量)+(再エネ発電賦課金単価×電力使用量)

 筆者が契約している従量電灯は最もポピュラーですが、従量電灯A,B,Cの違いは分かりますでしょうか?下記にて解説しています

合わせて読みたい
【2023年版】電気料金の従量電灯の違いは?地域で費用も違う?疑問を解説
【2023年版】電気料金の従量電灯の違いは?地域で費用も違う?疑問を解説

電気代が高くなる原因

 ここでは、火力発電の燃料である、原油価格・天然ガス(LNG)価格・石炭価格について、市場のニーズから為替も考慮して、燃料調整単価の価格遷移を見ていきます。

 前述した通り原材料は輸入に頼っているため、為替のドル円が円安になるほど、輸入価格も高くなってしまいます。

★青の線燃料調整単価

2021年1月~2022年12月までの燃料費調整単価の価格推移です。 火力発電の燃料(LNG、石炭、原油)の高騰と比例して、燃料費調整単価も上昇しています。
※燃料調整単価:当月の電気料金明細より ※・2021年1月の価格を基準(100%)に原油、石炭、LNGの価格の『増減率』で算出 ・原油、石炭、LNGの価格は、Trading Viewにて算出 (ティッカーシンボル:原油(USOIL)、石炭(NCF1! )、LNG(NG1!))  ・燃料費調整制度に基づき当月の5ヵ月前の3ヵ月平均価格を使用 (例:2021/1分は、2020/8~11の平均値)  そのため、経済産業省の統計情報の値と差異があります。
この記事の結論

 電気代の内訳から『燃料費調整単価』が電気代を高くなる原因となります。

 筆者の電気代の明細から燃料費調整単価の2021年01月~2022年12月までの遷移図を作成しました。

昨今の燃料高騰により、2022年1月から燃料費調整単価増加傾向であること分かると思います。

筆者が確認した従量電灯契約の場合、上記の期間で『1kWh当りの電力料金単価』は、同額であったため、主な電気代が高い原因は、『燃料費調整単価』にあると結論付けました

 ここで、2022年8月から石炭価格が上昇しているのに関らず、燃料調整単価が『5.13円』で高止まり(上限価格は電力会社で異なります)し、電気代が高騰しています。
※本来はもっと電気代が高くなっていたと推定されます(その費用分を電力会社で負担)

これは、2016年の電力自由化前の規制部門(法律で定められた方法にて料金設定)の対象で、現在も経過処置として継続しているため、上限価格で高止まりしています
 規制価格変更には、国の許可が必要ですが、昨今の燃料費高騰で、東京電力では2023年6月より規制料金の値上げ申請し、受理されています。
 各電力会社も値上げ申請している流れがあります。

試しに、2022年12月分の電気代を2021年1月の燃料費調整単価で計算した見込み料金です。約1,263円安くなっています。

  • 燃料費調整単価:+5.13円の場合(実績単価)
    電気代:8,871円(燃料費調整単価は、+1,246円:5.13×243kwh)が含まれる
  • 燃料費調整単価:-5.2円の場合(2021年1月の燃料費調整単価で計算)
    電気代:7,608円(燃料費調整単価は、-1,263円:-5.2×243kwh)が含まれる

    電気代を下げて節約する方法はあるのか?

    タキ
    タキ

    既に解説した通り電気代は上がっていくだけなのでしょうか?
    電気代を下げる取組みについて、2点解説します。

    政府の電気価格激変緩和政策について

     昨今のエネルギー高に伴う経済対策について、2022年10月28日に閣議決定。
    2023年1月~12月までの電気料金などの規制部門(燃料調整単価)を補助することで、1kWh当たり、3.5円値下げしています。
    詳しくは、「資源エネルギー庁ウェイブサイト」を参照。

    【節電】家庭で出来る節電方法4選

    資源エネルギー庁ウェイブサイトの掲載では、家庭の1日で占める電化製品を紹介しています。1位は、エアコン、2位は、冷蔵庫、3位は、照明となります。
    出典:資源エネルギー庁ウェイブサイト(省エネポータルサイト)

     上図から、家庭の電気使用量の占める約50%以上は、「エアコン」「冷蔵庫」「照明」となります。 
    ここから、資源エネルギー庁の省エネポータルサイトより抜粋した、手軽に出来る節電方法を紹介します。

    1. エアコン
      • 設定温度(無理のない範囲)
        • 冬場:設定温度は、20℃を目安に
        • 夏場:設定温度は、28℃を目安に
      • 必要な時だけ使用(付けっぱなしにしない)
      • 月1のフィルターのお掃除
    2. 冷蔵庫
      • 熱い物を冷ましてから冷蔵庫へいれる
      • 冷蔵庫の設定温度は「中」or「弱」
      • ドアを開ける時間は短く
    3. 照明
      • 電球型LEDランプに取り換える
      • リビングや各部屋の照明をLED照明へ
      • 必要な時だけ使用する
    4. 番外編(筆者対策)
      • カーテンと床との隙間を短くして、外からの温風、冷風を軽減
      • 出来るだけ家族で1つの部屋で過ごす(エアコン、照明の稼働減)
      • 夏場のエアコンは、扇風機を併用。エアコンの冷風を部屋全体に巡らせるのを補助して節電

    まとめ

    まとめ6選
    1. 日本の発電方法は、火力発電が『約8割』
    2. 火力発電の88.3%の燃料は『LNG、石炭』で発電している
    3. 燃料はほぼ外国からの輸入に頼っている
    4. 電力料金は、各電力会社の裁量で決まる項目と、国の監督・規制がある項目がある
    5. 電力料金が高くなる原因は『燃料費調整単価』が大きく、電気代が高い原因
    6. 個人では、燃料費調整単価について対応出来ないが、『国の緩和政策』や、家庭に占める電気使用量が大きい、『エアコン、冷蔵庫、照明』の節電で、少しでも電気使用量を減らし節電することで、電気代を下げる
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     元々、お得、節約に関する事が好きであったため、それに関するブログを掲載しますが、自分のノウハウ等も読者さんが有益と思えば、記事にしようと思います。

    まだまだ修行中ですが、YouTubeのリベ大等で学習しています。シティにはまだ入っていませんが、ブログ仲間も募集中!

     また、投資歴は、2008年のリーマンショックを経験していてブログは初心者ですが、ベテランと思います。 Twitterで独り言を言ってますので、そちらも良かったら、覗きに来てくれたら嬉しいです。

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    ・2022年10月から
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    ・2023年1月より
    「タキの生活情報ブログ」立上げ試行錯誤しながら、サイトを育てています。
    いつかは、会社に依存しない人生。将来は、個人事業主になるのが目標です。
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