土用の丑の日カレンダー!由来や意味、2025年・2026年はいつ?うなぎを食べる理由まで解説!

我が家では、うなぎが大好物!
「土用の丑の日」と聞けば、まずうなぎを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?
高級なうなぎですが、土用の丑の日くらいはちょっと贅沢したいものですよね♪
でも、「土用の丑の日ってそもそもいつ?」カレンダーを確認したい。
「どうしてうなぎを食べるの?」などと意外と知らない人も多いかもしれません。
この記事では、「土用の丑の日 いつ?」というテーマを中心に、以下のポイントを解説します!
- 土用とは何か
- 丑の日の由来と意味
- うなぎを食べる理由
- 2025年・2026年の土用の丑の日の日付
- 2回目(二の丑)の過ごし方まで
さっそく見ていきましょう!
土用の丑の日カレンダー!「2025年」土用の丑の日

- 土用とは?
- 土用と節気の関係
- 土用の丑の日 由来
- 土用の丑の日にうなぎを食べる起源
- 「土用の丑の日」の意味
- 「土用の丑の日」の縁起
- 土用の丑の日「2025年」
- 土用の丑の日「2026年」
- 土用の丑の日の2回目はいつですか
夏は特に「一の丑」「二の丑」があり、うなぎを食べるタイミングが2回ある年になります!
- 2025/1/20(月)
- 2025/4/26(土)
- 2025/7/19(土)
- 2025/7/31(木)
- 2025/10/23(木)
- 2025/11/4(火)
出典:国立天文台・二十四節気および雑節(当記事の土用の丑の日算出に使用)
土用とは?

「土用(どよう)」とは、四季の変わり目(立春・立夏・立秋・立冬)前に訪れる、約18日間の特別な期間を指します。
これは、中国の五行思想(木・火・土・金・水)に由来し、季節の変わり目には「土」の力が高まると考えられていました。
日本では、春夏秋冬それぞれに土用の期間があり、次のように分類されます。
特に「夏土用」は、最も気温が高くなる時期で、体力を消耗しやすいため、古くから人々の健康管理に重視されてきました。
季節 | 土用の期間 | 特徴 |
春土用 | 4月中旬~5月初旬 | 新緑の季節への移行期 |
夏土用 | 7月中旬~8月初旬 | 厳しい暑さに向かう |
秋土用 | 10月中旬~11月初旬 | 実りから冬への準備 |
冬土用 | 1月中旬~2月初旬 | 厳冬から春への兆し |
土用と節気の関係
土用は、立春・立夏・立秋・立冬といった節気の前に訪れます。これら節気の日付は太陽の動き(太陽黄経)に基づいて決められており、目安としては以下の通りです。
多少前後する年もありますが、基本的にはこのサイクルに沿っています。
節気 | 日付(目安) | 太陽黄経 |
立春(りっしゅん) | 2月4日ごろ | 315度 |
立夏(りっか) | 5月5日ごろ | 45度 |
立秋(りっしゅう) | 8月7日ごろ | 135度 |
立冬(りっとう) | 11月7日ごろ | 225度 |
土用の丑の日 由来

「土用の丑の日」とは、土用の期間中に訪れる丑の日のことを指します。
十二支(子・丑・寅・卯辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)を日付に割り当てたもので、12日に一度巡ってきます。
つまり、土用中に丑の日が重なると「土用の丑の日」と呼ばれるのです。
年によっては、土用の期間に丑の日が2回巡ることもあり、それぞれを「一の丑」「二の丑」と呼びます。
両方とも縁起が良い日とされ、特に栄養のある食べ物を食べる習慣が定着しました。
- 土用とは「季節の変わり目の約18日間」を指す
- 太陽黄経により立春・立夏・立秋・立冬が決まる
- 土用中の丑の日を「土用の丑の日」と呼ぶ
- 年によっては丑の日が2回あることも
土用の丑の日にうなぎを食べる起源

なぜ土用の丑の日には「うなぎ」を食べるのでしょうか?
実はこの風習、江戸時代の発明家・平賀源内のアイデアがきっかけと言われています。
夏場、うなぎ屋は客足が落ち困っていたところに、平賀源内が「丑の日に“う”のつく食べ物を食べると良い」というキャッチコピーを提案し大繁盛したという説があります。
今ではスーパーや飲食店でも、特設コーナーができるほど定番になっていますね!
「土用の丑の日」の意味
土用の丑の日は、夏の暑さで弱った体を癒し、健康に過ごすための日とされてきました。
この日に滋養のある食べ物を食べることで、「夏バテ防止」や「無病息災」を願う習慣が根付いたのです。
特に栄養豊富な「うなぎ」は、スタミナ補給の代表格として人気を集め、現代にも続いています。
「土用の丑の日」の縁起
土用の丑の日には、うなぎ以外にも「う」のつく食べ物を食べると縁起が良いとされてきました。
昔の人たちは、以下のような食べ物を好んで食べていました。
- うなぎ:高たんぱく・ビタミン豊富、スタミナ食の代表
- うどん:食べやすく消化にも良い
- 梅干し:食中毒防止やクエン酸効果で疲労回復効果
- うり(瓜):体を冷やして夏バテ予防
このように、昔の人たちは、これらの食材に願いを込めて、暑さを乗り切ろうとしていました。
土用の丑の日「2025年カレンダー」

- 2025/1/20(月)
- 2025/4/26(土)
- 2025/7/19(土)※一の丑
- 2025/7/31(木)※二の丑
- 2025/10/23(木)※一の丑
- 2025/11/4(火)※二の丑
土用の丑の日「2026年カレンダー」
- 2026/1/27(火)
- 2026/4/21(火)※一の丑
- 2026/5/3(火)※二の丑
- 2026/7/26(日)
- 2026/10/30(金)
土用の丑の日の2回目はいつですか
土用の期間中に丑の日が2回巡ってくることはあります。
2025年-2026年では、下記の日付になります。
✅ 2025年の2回目(二の丑)
2025/7/31(木)、2025/11/4(火)
✅ 2026年の2回目(二の丑)
2026/5/3(火)
2回目も体調が落ちやすい時期ですので、しっかり栄養をつけて乗り越えたいですね。
土用の丑の日はいつ?!まとめ|
土用の丑の日を正しく知って、季節の変わり目の健康を守ろう!
- 土用とは、四季の変わり目前の約18日間の期間
- 土用の丑の日は、土用期間の丑の日
- 土用の丑の日にうなぎを食べる起源は、江戸時代の発明家・平賀源内と言う説がある
- うなぎは栄養価があり、季節の変わり目のスタミナ補給
- 縁起として、うなぎ以外にも「う」が付く食べ物もある
- 土用の丑の日は毎年変わる
土用の丑の日は、季節の変わり目に体力を蓄え、無病息災を願う、大切な日本の文化です。
筆者は、記事を作成する中で、丑の日が単に「うなぎを食べる日」だけでは無いことを知りました。皆様も是非、うなぎに加えて「う」の付く食べ物を食べて、体調を整えてはいかがでしょうか。
うなぎ好きな我が家でも、毎年この日を楽しみにしています♪
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