【IPA試験ランキング】情報処理技術者試験の合格率ランキング(IT国家資格)

情報処理技術者試験(IPA試験)って沢山あるけど、どの試験が簡単で難しい試験か?と気になりませんか?
その疑問を解消するため、情報処理推進機構(IPA)の統計上情報を参考に記事として纏めました。
この記事を読むメリットとして、各試験の2009年度~2022年度までの合格率の情報から試験の難易度が分かります。
難易度を把握して、どの試験を受けるかの判断に活かし、合格を勝ち取って下さい。
情報処理技術者試験の難易度

IPA公式HP 試験要綱Ver.5.1を参考に下記表として纏めました。
レベル | 試験名 |
レベル 1 | ITパスポート |
レベル 2 | 情報セキュリティマネジメント試験 |
基本情報技術者試験 | |
レベル 3 | 応用情報技術者試験 |
レベル 4 | 情報処理安全確保支援士試験 |
ITストラテジスト試験 | |
システムアーキテクト試験 | |
ネットワークスペシャリスト試験 | |
ITサービスマネージャ試験 | |
プロジェクトマネージャ試験 | |
データベーススペシャリスト試験 | |
エンベデッドシステムスペシャリスト試験 |

【最新版(2022年)】試験毎の合格率ランキング

©2023 タキの生活情報ブログ
2022年度の試験科目毎の合格率より、グラフを作成しました。
左から合格率が高い試験となり、順位付けしております。
情報セキュリティマネジメント試験の合格率が「56.2%」の約5割で高いです。
順位 | 試験名 | 合格率 |
1 | SG(情報セキュリティマネジメント試験) | 56.2% |
2 | IP(ITパスポート試験) | 51.6% |
3 | FE(基本情報技術者試験) | 37.4% |
4 | AP(応用情報技術者試験) | 25.3% |
5 | SC(情報処理安全確保支援士試験) | 20.2% |
6 | ES(エンベデッドシステムスペシャリスト試験) | 19.7% |
7 | DB(データベーススペシャリスト試験) | 17.6% |
8 | NW(ネットワークスペシャリスト) | 17.4% |
9 | SA(システムアーキテクト試験) | 15.0% |
10 | SM(ITサービスマネージャ) | 14.8% |
11 | ST(ITストラテジスト試験) | 14.8% |
12 | PM(プロジェクトマネージャ) | 14.1% |
【合格率が高い順】IPA試験毎の合格率ランキング

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SG試験は2016年度より、その他の試験は2009年度からの合格率で、順位付けをしています。左からその期間で合格率がもっとも高い試験を掲載しています。
合格率が一番高いのは、情報セキュリティマネジメント試験で「79%」の合格率でした。
一方、プロジェクトマネージャ試験の合格率が、「15.1%」となり、難易度が高い試験と分かります。
順位 | 試験名 | 合格率 | 年度 |
1 | SG(情報セキュリティマネジメント試験) | 79.0% | 2016 |
2 | IP(ITパスポート試験) | 59.4% | 2009 |
3 | FE(基本情報技術者試験) | 48.1% | 2020 |
4 | AP(応用情報技術者試験) | 25.3% | 2022 |
5 | SC(情報処理安全確保支援士試験) | 20.7% | 2021 |
6 | ES(エンベデッドシステムスペシャリスト試験) | 19.7% | 2022 |
7 | DB(データベーススペシャリスト試験) | 18.2% | 2011 |
8 | NW(ネットワークスペシャリスト) | 17.4% | 2022 |
9 | SA(システムアーキテクト試験) | 16.5% | 2021 |
10 | SM(ITサービスマネージャ) | 15.4% | 2019 |
11 | ST(ITストラテジスト試験) | 15.1% | 2020 |
12 | PM(プロジェクトマネージャ) | 15.0% | 2021 |
【合格率が低い順】IPA試験毎の合格率ランキング

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SG試験は2016年度より、その他の試験は、2009年度からの合格率で順位付けをしています。左からで合格率がもっとも低い試験を記載しています。
合格率が低い試験は、ITサービスマネージャ試験の「12.2%」となり、IPA試験の中で一番難しいと言えます。
一方、プ情報セキュリティマネジメント試験の合格率が、「49.4%」でIPA試験の中で一番簡単な試験であること分かります。
順位 | 試験名 | 合格率 | 年度 |
1 | SM(ITサービスマネージャ) | 12.2% | 2013 |
2 | SA(システムアーキテクト試験) | 12.5% | 2010 |
3 | PM(プロジェクトマネージャ) | 12.5% | 2013 |
4 | NW(ネットワークスペシャリスト) | 12.8% | 2021 |
5 | SC(情報処理安全確保支援士試験) | 13.7% | 2011 |
6 | ST(ITストラテジスト試験) | 13.7% | 2009 |
7 | DB(データベーススペシャリスト試験) | 13.9% | 2018 |
8 | ES(エンベデッドシステムスペシャリスト試験) | 16.0% | 2019 |
9 | AP(応用情報技術者試験) | 18.8% | 2037 |
10 | FE(基本情報技術者試験) | 22.1% | 2017 |
11 | IP(ITパスポート試験) | 41.1% | 2012 |
12 | SG(情報セキュリティマネジメント試験) | 49.4% | 2019 |
【各年間平均】IPA試験毎の合格率ランキング

SG試験は2016年度より、その他の試験は、2009年度からの平均合格率で順位付けしています。左から合格率が高い試験順で記載しています。
合格率が高いのは、情報セキュリティマネジメント試験の平均合格率は、「59%」と高い結果でした。
一方、プロジェクトマネージャ試験の平均合格率が、「13.5%」で平均の難易度が高い試験と分かります。
順位 | 試験名 | 合格率 |
1 | SG(情報セキュリティマネジメント試験) | 59.0% |
2 | IP(ITパスポート試験) | 50.7% |
3 | FE(基本情報技術者試験) | 28.8% |
4 | AP(応用情報技術者試験) | 22.1% |
5 | ES(エンベデッドシステムスペシャリスト試験) | 17.2% |
6 | SC(情報処理安全確保支援士試験) | 16.6% |
7 | DB(データベーススペシャリスト試験) | 16.3% |
8 | NW(ネットワークスペシャリスト) | 14.5% |
9 | ST(ITストラテジスト試験) | 14.5% |
10 | SA(システムアーキテクト試験) | 14.1% |
11 | SM(ITサービスマネージャ) | 13.7% |
12 | PM(プロジェクトマネージャ) | 13.5% |
【結論】結局どの試験が簡単で、難しい試験か?
最新(2022年)の合格率、各年度で一番高い合格率、低い合格率、各年間平均の合格率でグラフ、表で確認しました。その結果、一番難易度が優しい試験、難易度がもっとも高い試験は下記の通りです。