マネーフォワード for 住信SBIネット銀行とMEの違いを徹底比較|機能・使い方
マネーフォワードは、複数の銀行口座やクレジットカード、電子マネーなどの情報を一元管理できる便利な家計簿アプリです。
その中でも「マネーフォワード for 住信SBIネット銀行」は、住信SBIネット銀行の利用者向けに特化したサービスとして提供されています。
しかし、「マネーフォワードME」という別のサービスもあり、両者の違いが分からず迷っている方もいるかもしれません。
この記事では、「マネーフォワード for 住信SBIネット銀行」と「マネーフォワードME」の違いを徹底的に比較し、どちらが自分に合っているのかを判断する手助けをします。
マネーフォワード for 住信SBIネット銀行とマネーフォワードMEの違いを機能で比較
機能 | マネーフォワード for 住信SBIネット銀行 | マネーフォワードME | 備考 |
基本機能 | 無料 | 無料 | – |
口座連携数 | 10口座まで無料 | 4口座まで無料 | – |
自動家計簿作成 | 〇 | 〇 | 入出金明細から 自動で家計簿を作成。 |
資産管理 | 〇 | 〇 | 預金残高、投資状況などを まとめて管理 |
レポート機能 | 〇 | 〇 | 支出の内訳などを グラフなどで可視化 |
プレミアム機能 (有料) | 一部機能制限あり | 多機能、高度な分析、データ連携数の上限解放など | for 住信SBIネット銀行の有料プランはデータ閲覧期間の延長などが主な機能。 MEの有料プランはより高度な機能が利用可能。 |
住信SBIネット銀行 との連携 | 特化(目的別口座等も表示) | 一般的な連携 | – |
データ閲覧期間 | 無料:過去1年 有料:無制限 | 無料:過去1年 有料:無制限 | 有料プランにすることで過去のデータを無制限に閲覧可能になります。 |
連携可能数 | 無料:10件まで 有料:制限なし | 無料:4件まで 有料:制限なし | 無料プランでは連携できる口座数に制限があります。 |
グループ作成 | 無料:1件まで 有料:制限なし | 無料:1件まで 有料:制限なし | 複数の口座をグループ分けして管理する機能。 |
連携口座の 自動更新頻度 | 低い | 高い(有料プラン) | 有料プランでは自動更新の頻度が高くなります。 |
連携口座の一括更新 | × | 〇(有料プラン) | 複数の口座情報をまとめて更新する機能。 |
カードの未確定 利用残高表示 | × | 〇(有料プラン) | クレジットカードの未確定の利用残高を表示する機能。 |
家計診断 | 〇(有料プラン) | 〇(有料プラン) | 過去のデータから家計の状況を分析し、アドバイスを提供する機能。 |
家計資産レポート | 〇(有料プラン) | 〇(有料プラン) | 資産状況をまとめたレポートを作成する機能。 |
資産内訳・推移グラフ | Web版のみ | 〇(有料プラン) | 資産の内訳や推移をグラフで表示する機能。 |
負債内訳・推移グラフ | Web版のみ | 〇(有料プラン) | 負債の内訳や推移をグラフで表示する機能。 |
ポイント・マイルの 有効期限の表示・通知 | × | 〇(有料プラン) | ポイントやマイルの有効期限を表示・通知する機能。 |
カード引落し時の残高 不足の確認・表示 | × | 〇(有料プラン) | カードの引き落とし時に残高不足がないかを確認・表示する機能。 |
ファイルダウンロード | × | 〇(有料プラン) | データをCSVファイルなどでダウンロードする機能。 |
データ保証 | 〇(有料プラン) | 〇(有料プラン) | – |
優先サポート | 〇(有料プラン) | 〇(有料プラン) | – |
マネーフォワード for 住信SBIネット銀行の使い方
マネーフォワード for 住信SBIネット銀行の使い方について解説させていただきます。
このアプリは、住信SBIネット銀行の口座情報を中心に管理するのに特化した家計簿アプリです。
シンプルな操作で利用できるため、初心者の方でも安心して使い始めることができます。
1.アプリのダウンロードとインストール
まずはお手持ちのスマートフォン(iOSまたはAndroid)で、App StoreまたはGoogle Playストアから「マネーフォワード for 住信SBIネット銀行」アプリをダウンロードし、インストールしてください。
2.アカウント作成またはログイン
アプリを起動すると、アカウント作成画面またはログイン画面が表示されます。
初めて利用する場合: 「新規登録」をタップし、メールアドレスとパスワードなどを入力してアカウントを作成します。
すでにマネーフォワードMEのアカウントを持っている場合: マネーフォワードMEのアカウントでログインすることも可能です。
また、Googleアカント、Appleアカントでログインが出来ます。
※家族共有で1つのアカントで管理したい場合は、メールアドレスでの登録がお勧め
3.住信SBIネット銀行との連携
ログイン後、住信SBIネット銀行の口座情報を連携します。
アプリの案内に従って、「口座連携」またはそれに類似するボタンをタップします。
連携する金融機関の一覧から「住信SBIネット銀行」を選択します。
住信SBIネット銀行のログインIDとログインパスワードを入力します。
連携を許可する項目(入出金明細、残高など)を選択し、連携を完了します。
4.基本機能の使い方
連携が完了すると、以下の基本的な機能を利用できるようになります。
- 入出金明細の確認
住信SBIネット銀行の入出金明細が自動的に取得され、一覧で確認できます - 残高照会
口座の残高をリアルタイムで確認できます - 家計簿の確認
入出金明細から自動的に家計簿が作成されます。支出の内訳をグラフなどで確認することもできます
5.その他の機能
- レポート機能
支出の推移などをグラフで確認できます
※アプリは有料機能(PC版では確認可能) - プッシュ通知
入出金があった際に通知を受け取ることができます
(設定でオン/オフを切り替えられます。)
6.有料プランについて
機能比較触れておりますが、マネーフォワード for 住信SBIネット銀行には無料プランと有料プランがあります。
有料プランにすることで、データ閲覧期間の延長などの追加機能が利用できます。
詳細はアプリ内または公式サイトでご確認ください。
マネーフォワード for 住信SBIネット銀行アプリは遅いのか?
アプリの動作が遅いと感じる原因は、大きく分けて以下の5つが考えられます。
また、「マネーフォワード for 住信SBIネット銀行」アプリは、マネーフォワードMEの基盤を利用していると考えられるため、マネーフォワードMEにも同じ事が言えるでしょう。
- 通信環境
通信環境が不安定な場所では、データの送受信に時間がかかり、アプリの動作が遅く感じることがあります。Wi-Fi環境下でご利用の場合は、Wi-Fiルーターの再起動や、Wi-Fiの接続状況をご確認ください。モバイルデータ通信をご利用の場合は、通信キャリアの通信状況をご確認ください。 - 端末の性能
ご利用の端末の性能が低い場合、アプリの動作が遅く感じることがあります。他のアプリを起動している場合は、それらのアプリを終了することで改善する場合があります。端末のOSを最新の状態にアップデートすることで改善する場合があります。 - アプリのバージョン
アプリのバージョンが古い場合、動作が不安定になっている可能性があります。アプリストアから最新のバージョンにアップデートしてください。 - サーバーの状況
・マネーフォワードのサーバーに障害が発生している場合、アプリの動作が遅くなることがあります。
・連携先の問題でデータ取得に時間が掛かる可能性があります - データ量がアプリの動作に影響
連携している銀行口座やカードの数が多いほど、取得・同期するデータ量が増加し、処理に時間がかかります。
特に、取引履歴が多い場合や、複数の金融機関と連携している場合は、データ取得に時間がかかる傾向があります。
マネーフォワード for 住信SBIネット銀行とマネーフォワードMEのどちらを選ぶべきか?
マネーフォワード for 住信SBIネット銀行は、住信SBIネット銀行の利用に特化しており、同銀行の口座管理をメインに行いたい方におすすめです。
一方、10件以上の口座等を連携し、情報を一元管理したい方や、より高度な家計管理機能を利用したい方は、マネーフォワードMEが適していると言えるでしょう。
マネーフォワード for 住信SBIネット銀行とマネーフォワードMEの違いは?まとめ
- マネーフォワード for 住信SBIネット銀行とマネーフォワードMEの違いを機能で比較
- マネーフォワード for 住信SBIネット銀行の使い方
- マネーフォワード for 住信SBIネット銀行アプリは遅いのか?
- マネーフォワード for 住信SBIネット銀行とマネーフォワードMEのどちらを選ぶべきか?
マネーフォワード for 住信SBIネット銀行とマネーフォワードMEは、それぞれ異なる特徴を持つ家計簿アプリです。
ご自身の利用目的や必要な機能に合わせて、最適なサービスを選びましょう。この記事が、サービス選びの参考になれば幸いです。