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【最新】従量電灯Bとは?大手電力会社別料金単価一覧も紹介

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 電気料金プランの一つ「従量電灯B」

 名前は聞いたことがあるけれど、実際どのようなプランなのか、他のプランと何が違うのか、よくわからないという方もいるのではないでしょうか。

 この記事では、大手電力会社別の従量電灯Bの解説と、大手電力会社ごとの料金単価を一覧でご紹介します。

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従量電灯B の読み方

従量電灯Bの読み方は「じゅうりょうでんとうビー」です。

詳細を補足します。

a(エー): アルファベットの「B」です。従量電灯にはA、B、Cなどの区分があり、それぞれ契約アンペア数や料金体系が異なります。

従量(じゅうりょう): 使用量に応じて料金が変動することを意味します。電気の場合は、使用した電力量(kWh)に応じて料金が加算される仕組みです。

電灯(でんとう): 文字通り、電気で点灯する照明器具、つまり電気そのものを指します。

大手電力会社別の従量電灯Bとは

従量電灯Bを採用している電力会社

対象の電力会社
  • 北海道電力、東北電力、東京電力、中部電力、北陸電力、九州電力

用途
 従量電灯B は、一般家庭で最も一般的な電気契約の種類の一つです。
ご家庭で使う電力量に応じて料金が変わる仕組みになっており、電気の使用量が多いほど、1kWhあたりの料金が高くなるのが特徴です。

料金体系
 基本料金
 電気料金の基本料金は契約アンペアによって決まります。
契約アンペアが高いほど、基本料金も高くなります。
一般的に、契約アンペアの選択範囲は10アンペアから60アンペアまでとなっています。

 電力量料金
 使用した電気の量によって決まります。
使用量が多いほど、電力量料金も高くなる3段階に設定されています。
各電力会社で内訳は異なるが、基本的に下記の範囲で1kWh毎の単価設定されている。

  • 第1段階: 最初の120kWhまで
  • 第2段階: 121kWh~300kWh
  • 第3段階: 301kWh~

注意点
 各電力会社によって、料金単価の詳細(各段階の単価など)は異なります。
他に燃料費調整額や再生可能エネルギー発電促進賦課金などが加算されます

対象の電力会社
  • 関西電力、中国電力、四国電力

用途
 一般家庭や商店、事務所など、幅広い場所で利用されている電気契約の種類の一つです。
電気の使用量が多い方向けプランと言えます。
※契約容量が6 kVAから50kVA未満

基本料金
 契約容量(kVA)に応じて毎月固定で支払う料金

電力量料金
 電気の使用量(kWh)に応じて毎月変わる料金。
使用量が多いほど、電力量料金も高くなる3段階に設定されています。
各電力会社で内訳は異なるが、基本的に下記の範囲で1kWh毎の単価設定されている。

  • 第1段階: 最初の120kWhまで
  • 第2段階: 121kWh~300kWh
  • 第3段階: 301kWh~

注意点
 各電力会社によって、料金単価の詳細(各段階の単価など)は異なります。
他に燃料費調整額や再生可能エネルギー発電促進賦課金などが加算されます

従量電灯AとBの違い

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対象の電力会社
  • 北海道電力、東北電力、東京電力、中部電力、北陸電力、九州電力
項目従量電灯A従量電灯B
適用対象最大電流が5A以下で、電灯または小型機器を使用する場合契約電流が10A~60Aで、電灯または小型機器を使用する場合
基本料金最低料金制
(電気を使わなくても一定の料金が発生。最初のxkWhまで定額料金)
契約電流によって基本料金が変動(契約アンペア数が大きいほど基本料金が高くなる)
電力量料金最初のxkWhを超えた分から、使用量に応じて料金が加算される(単一料金)使用量に応じて3段階の料金設定
主な用途小規模な電気使用(例:一人暮らしで電気の使用量が少ない、ほとんど電気を使わない別荘など)一般家庭向け
従量電灯AとB比較表
対象の電力会社
  • 関西電力、中国電力、四国電力
項目従量電灯A従量電灯B
特徴電気使用量が少ない家庭向け電気使用量が多い家庭や商店・事務所向け
基本料金最低料金制
(電気を使わなくても一定の料金が発生)
契約容量(kVA)によって基本料金が変動
電力量料金3段階料金制
(使用量に応じて単価が上がる)
3段階料金制
(使用量に応じて単価が上がる)
契約容量6kVAまで6kVA以上
適用対象一般家庭
(主に電気使用量が少ない世帯)
一般家庭
(主に電気使用量が多い世帯、商店、事務所など)
こんな人におすすめ一人暮らし、日中家にいない、家電の使用頻度が少ないなど、電気使用量が少ない家庭家族が多く、エアコンや暖房などを頻繁に使う、複数の家電を同時に使用することが多いなど、電気使用量が多い家庭、小規模な商店や事務所
従量電灯AとB比較表

大手電力会社別|従量電灯Aの電気料金単価一覧について

 従量電灯Bは、一般家庭や小規模な事業所でよく利用されている電気契約の種類です。使用した電気量に応じて料金が変動するのが特徴です。

そのため、料金体系も一律ではなく、単純に比較することはできません。しかし、本資料では、同じ従量電灯Bであっても、

各社の料金体系の違いを確認することができます。

北海道電力|従量電灯Aの電気料金単価

調査日は、2025/1/9時点の情報

区分単位単価
基本料金10A1契約402円60銭
15A1契約603円90銭
20A1契約805円20銭
30A1契約1,207円80銭
40A1契約1,610円40銭
50A1契約2,013円00銭
60A1契約2,415円60銭
電力量料金最初の120kWhまで1kWh35円35銭
120kWhをこえ280kWhまで1kWh41円64銭
280kWhをこえる分1kWh45円36銭
最低月額料金1契約417円19銭
出典:北海道電力 料金単価表

東北電力|従量電灯Bの電気料金単価

調査日は、2025/1/9時点の情報

区分単位単価
基本料金10A1契約369円60銭
15A1契約554円40銭
20A1契約739円20銭
30A1契約1,108円80銭
40A1契約1,478円40銭
50A1契約1,848円00銭
60A1契約2,217円60銭
電力量料金最初の120kWhまで1kWh29円62銭
120kWhをこえ280kWhまで1kWh36円37銭
280kWhをこえる分1kWh40円32銭
最低月額料金1契約358円95銭
出典:東北電力 料金単価表

東京電力|従量電灯Bの電気料金単価

調査日は、2025/1/9時点の情報

区分単位単価
基本料金10A1契約311円75銭
15A1契約467円63銭
20A1契約623円50銭
30A1契約935円25銭
40A1契約1,247円00銭
50A1契約1,558円75銭
60A1契約1,870円50銭
電力量料金最初の120kWhまで1kWh29円80銭
120kWhをこえ280kWhまで1kWh36円40銭
280kWhをこえる分1kWh40円49銭
最低月額料金1契約328円08銭
出典:東京電力 料金単価表

中部電力|従量電灯Bの電気料金単価

調査日は、2025/1/9時点の情報

区分単位単価
基本料金10A1契約321円14銭
15A1契約481円71銭
20A1契約642円28銭
30A1契約963円42銭
40A1契約1,284円56銭
50A1契約1,605円70銭
60A1契約1,926円84銭
電力量料金最初の120kWhまで1kWh21円20銭
120kWhをこえ280kWhまで1kWh25円67銭
280kWhをこえる分1kWh28円62銭
最低月額料金1契約277円09銭
出典:中部電力 料金単価表

北陸電力|従量電灯Bの電気料金単価

調査日は、2025/1/9時点の情報

区分単位単価
基本料金10A1契約302円50銭
15A1契約453円75銭
20A1契約605円00銭
30A1契約907円50銭
40A1契約1,210円00銭
50A1契約1,512円50銭
60A1契約1,815円00銭
電力量料金最初の120kWhまで1kWh30円86銭
120kWhをこえ280kWhまで1kWh34円75銭
280kWhをこえる分1kWh36円46銭
最低月額料金1契約302円50銭
出典:北陸電力 料金単価表

九州電力|従量電灯Bの電気料金単価

調査日は、2025/1/9時点の情報

区分単位単価
基本料金10A1契約316円24銭
15A1契約474円36銭
20A1契約632円48銭
30A1契約948円72銭
40A1契約1,264円96銭
50A1契約1,581円20銭
60A1契約1,897円44銭
電力量料金最初の120kWhまで1kWh18円37銭
120kWhをこえ280kWhまで1kWh23円97銭
280kWhをこえる分1kWh26円97銭
最低月額料金1契約335円34銭
出典:九州電力 料金単価表

関西電力|従量電灯Bの電気料金単価

調査日は、2025/1/9時点の情報

単位料金単価
基本料金1kVA447円21銭
電力量料金最初の120kWhまで第1段階1kWh17円81銭
120kWhをこえ300kWhまで第2段階21円02銭
300kWh超過分第3段階23円52銭
出典:関西電力 料金単価表

中国電力|従量電灯Bの電気料金単価

調査日は、2025/1/9時点の情報

基本料金1kVA447円97銭
電力量料金最初の120kWhまで1kWh30円06銭
120kWhをこえ300kWhまで36円15銭
300kWh超過分38円02銭
出典:中国電力 料金単価表

四国電力|従量電灯Bの電気料金単価

調査日は、2025/1/9時点の情報

基本料金1kVA397円10銭
電力量料金最初の120kWhまでの1kWhにつき1kWh27円25銭
120kWhをこえ300kWhまでの1kWhにつき32円78銭
300kWhをこえる1kWhにつき35円70銭
出典:四国電力 料金単価表

従量電灯Bとは?まとめ

  • 従量電灯B の読み方
  • 大手電力会社別の従量電灯Bとは
  • 従量電灯AとBの違い
  • 大手電力会社別|従量電灯Aの電気料金単価一覧について

 従量電灯Bについて、紹介しました。
大手電力会社によって、用途が違うこと。また、電気料金の考えも違うことが分かります。
身近な電気について少しでも参考になったなら、幸いです。

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