ふるさと納税の限度額、還付金はいくら? 楽天ふるさと納税サイトで確認してみた!
ふるさと納税に興味あるけど、いくら寄付すれば良いか限度額が分からないって思っていませんか?
ふるさと納税サイトで確認出来るって聞いたけど、どれを使ったら良いか迷いませんか?
そんな疑問から、過去にふるさと納税で確定申告した際の『還付金を基準』に、楽天ふるさと納税サイトのシミュレーターを使用して、実際の金額に差異があるかを確認しました。
この記事を読めば以下の事が分かります。
- ザックリなふるさと納税の限度額が分かる
- かんたんシミュレーターを使っておよその限度額が分かる
- 詳細が知りたい場合は、該当書類が必要である事が分かる
- 詳細版シミュレーターを使って精度の高い限度額と、便利な内容が分かる
- 実績の還付金とシミュレーターとの金額の差異が分かる
ふるさと納税の限度額(ザックリ一覧)
総務省 ふるさと納税ポータルサイトを参考にしています。
画像の金額は、各種控除(医療費控除、住宅ローン控除)は考慮されていません。
各種控除がなく、ザックリで構わない場合は、参考になります。
※年収825万円以上の方は、こちらから確認ができます。
楽天ふるさと納税で限度額を確認(かんたんシミュレーター編)
楽天ふるさと納税 かんたんシミュレーターにて、限度額を確認していきます。
※不動産所得や、各種控除が無い場合に使えます
入力項目は、3つ(年収、家族構成、扶養家族)だけです。入力した年収は、筆者の令和元年(2019年)の値です。(加工して消しています)
↓結果の画像です。
ふるさと納税の限度額を確認する際の書類について
楽天ふるさと納税 詳細版シミュレーターでは、より高い精度での限度額を割り出すため、譲渡取得(株式、不動産)、一時所得なども考慮出来ますので、事前に書類の準備が必要です。
また、所得書類以外に、控除関係(住宅ローン控除、医療費控除など)も入力出来ますので、見込める場合はこちらの書類の準備も必要となります。
楽天ふるさと納税で限度額を確認(詳細版シミュレーター編)
こちらも入力した年収は、筆者の令和元年(2019年)の値です。
(加工して消しています)
↓結果の画像です。
楽天ふるさと納税 かんたんシミュレーターと、詳細版シミュレータの
差異:▲2,337円でした(①-②:詳細版の方が少ない金額)
楽天ふるさと納税
※ ①かんたんシミュレーター
※ ②詳細版シミュレーター
以下は、楽天ふるさと納税 詳細版シミュレーターの一覧画面です。
一時所得や住宅借入金等特別控除額など、色々な入力項目があることが分かります。
楽天ふるさと納税 詳細版シミュレーターの便利なところ
例:確定申告の表示
ここで楽天ふるさと納税 詳細版シミュレーターがさらに便利なことがあります。
あくまで目安ですが、それは、税金の『控除額』と『還付時期』『還付方法』まで分かることです。
限度額:42,839円を返礼品で寄付した場合
40,839円(住民税:38,755円+所得税:2,084円)の控除と還付の内訳が分かる!
また、還付時期、還付方法も記載され、楽天ふるさと納税 詳細版シミュレーターが
便利な事が分かると思います。
例:ワンストップ特例申請の表示
こちらは、ワンストップ特例申請の表示。
限度額(目安)42,839円の▲2,000円を引いた、40,839円の住民税の控除内訳や、控除時期が記載されています。
実績のふるさと納税還付金額との差を検証
①②は、筆者の令和元年(2019年)の年収で表示された還付金です。
- 45,176円
※楽天ふるさと納税 かんたんシミュレーター - 42,839円
※楽天ふるさと納税 詳細版シミュレーター
楽天ふるさと納税サイトで確認した限度額から、2,000円を引いた額の税金が還付金となります。
③は、実際に還付された書類から記載しています。
- 43,176円
※楽天ふるさと納税 かんたんシミュレーター - 40,839円
※楽天ふるさと納税 詳細版シミュレーター - 42,238円
※2,126円+40,112円
(所得税の還付+住民税の控除:40,112円)
③が実際に還付された金額となるため、③を基準に考えます。
金額差異
+938円(①-③) ※楽天ふるさと納税 かんたんシミュレーター
-1,399円(②-③)※楽天ふるさと納税 詳細版シミュレーター
結論
やはりピッタリな金額は難しいですね。
詳細版シミュレーターの方が少し限度額を低め目に設定しているようです。
2,000円の限度額を超えたくない場合は、楽天ふるさと納税 詳細版シミュレーターを使った方が安心の可能性が高そうです。
補足
・今回の検証では、医療費控除等は見込んでいない数値で検証しています。
・不動産所得や、医療費控除等の控除がある場合は、かんたんシミュレーターでは誤差が大きくなると思われますので、楽天ふるさと納税 詳細版シミュレーターの使用をお勧めします。
まとめ
ふるさと納税の限度額について、実際の還付金と、楽天ふるさと納税 詳細版シミュレーターを使用し、金額の差異を検証しました。
結果は、楽天ふるさと納税 詳細版シミュレーターの方が、実績との差異は『-1,399円』と、大きく変わらず、控えめな金額である事が分かりました。
今回入力していない、所得や控除を入力しても金額の差異は少ないと想定します。
是非、ふるさと納税をする前は、楽天ふるさと納税 詳細版シミュレーターを使用して、限度額の確認をしてみては如何でしょうか
初心者向けにふるさと納税の始まり~仕組み、人気の返礼品について紹介しています。入門編として気軽に読めると思います。
実際に確定申告した際の所得税、住民性の還付金について、データを提示して
紹介しています。他では見れない生のデータと自負しています。
ふるさと納税の返礼品が届いたので、その紹介と、本当にふるさと納税はお得なのか?について、解説しています。